基礎知識
不動産持分の共有者に自分の持ち分を売却

不動産持分の共有者に自分の持ち分を売却

どうして共有者に買ってもらうのか?

共有不動産を所有している場合、それを売却して現金を得たいと思う人もいるでしょう。
しかし、すべてを現金化するのは難しいので気を付けてください。
なぜなら、共有者にも所有権があるため、自分だけの意見では売ることを決定できないからです。
そう言われると、自分と相性が悪い共有者がいた場合、どうしようもないと感じるかもしれません。
ところが実際には、そのような煩わしい状況を終わらせる方法が存在します。

それは自分の不動産持分のみを売却するという手段です。
共有者はそれぞれ不動産持分が決まっており、それだけに限定するなら他の影響を受けません。
つまり、不動産持分を手放すのは個人の自由ということです。
とはいえ、そのような中途半端な不動産を買ってくれる人は多くありません。
いくら宣伝しても誰も興味を示してくれない場合もあります。
そこで試してみる価値のある戦略が、自分の不動産持分を共有者に買ってもらうことです。

共有者に売るときに意識すべきポイント


他人の不動産持分を購入する理由はいくつかあります。
たとえば、買うことで不動産持分が50%より大きくなるケースです。
そうなるとリフォームや賃貸しなどの際に、自分の意見を通しやすくなります。
半分以上の割合を占めている時点で、たとえ同意見の共有者がいなくても主張を通せるのです。
そうしたいという理由で、売りに出される前に自分が買う名乗り出る共有者もいます。
ですから、まずはすべての共有者に取引を提案してみると良いでしょう。
いきなり手放してしまうと反感を招くかもしれないので、とりあえず知らせておくという目的も含まれています。

もし購入したいという共有者が2名以上いれば、高値を提示してくれたほうが選ぶのが基本です。
ただし、親族や友人なら後々の人間関係もあるため、どのような影響が出るのかイメージしたうえで決めましょう。
適正価格が分からない場合は、不動産会社に相談して相場を教えてもらうのが得策です。

まとめ

不動産持分を手放すなら買いたい人を探すことから始めます。
しかし、必ずしも大々的に宣伝する必要はありません。
なぜなら共有者に売却できるケースもあるからです。
そのため、まず買うつもりがないか確かめることが重要なポイントになります。
もし希望者がいれば、すぐ売却できるので資金繰りが楽になるでしょう。
そうでなくても、売却に向けて相談したという事実を作れます。
後から文句を言われるリスクを下げられるというわけです。

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